学校長より

校長挨拶

 

 北海道函館養護学校のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 

 本校は、道南の中核都市である函館市にあり、昭和54年に肢体不自由学校として開校した特別支援学校です。開校47年目を迎えました。

 当時、函館山山麓にあった肢体不自由児施設「函館青柳学園」の中に開設され、「北海道青柳養護学校」として開校しました。

 その後、昭和57年度からは、函館市旭岡の地に校舎を移し、「北海道函館養護学校」と校名を改めて学んでおります。

 

 本校は、小学部、中学部、高等部が設置され、令和7年度は小学部16名、中学部8名、高等部13名の計37名の児童生徒でスタートしております。

 児童生徒たちは、毎朝、スクールバスやご家庭の送迎で通ってきています。

 校区が道南地区一帯という広域にわたるため、遠隔地に居住する児童生徒のための寄宿舎も備えています。

 また、ご家庭や病院で療養している児童生徒たちのために、教員が出向いて授業を行う訪問教育を行っております。

 

 本校では、学校教育目標達成に向けて、「一人一人のよさや特性」を小学部では「見つけ」、中学部では「伸ばし」、高等部では、「生かした」教育活動を行い、小学部において「基礎的な力」を、中学部では「将来に必要な力」を、高等部では「生きがいのある生活を築くための力」を培い、学校教育目標の「生きる力」につなげていきたいと考えています。

 そのためにも、引き続き保護者やご家庭、関係機関、地域の皆様と手を携えながら、よりよい教育環境づくりに努めてまいります。

 函館養護学校のホームページでは、定期的に教育活動を紹介していきますので、本校の教育活動に対して、ご理解を深めていただけましたら幸いです。

 

 最後に、保護者の皆様をはじめ、関係機関や地域の皆様方には、今後とも本校の教育活動に、ご協力、ご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

 
令和7年(2025年)4月 

           北海道函館養護学校 校長 増 田   望増田 望 学校長